TwitterではAPIが存在しており、それを利用することで外部からツイートしたり、ツイート情報を収集することができます。
今回は、Pythonのプログラムからツイートする手順を紹介します。
事前準備
Twitter APIの利用には、Twitter Developersに登録している必要があります。まだ登録されていない方は、以下記事を参考に登録&プロジェクトの作成を済ませてください。
https://www.learning-nao.com/?p=1948
tweepyのインストール
PythonではTwitter操作を行うパッケージとしてtweepyが提供されています。
pipの場合
pip install tweepy
Anacondaの場合はconda-forgeから提供されています。
conda install -c conda-forge tweepy
Pythonで実装
Keyとトークンの確認
Developers Portal画面から使用するアプリの設定画面を表示します。
**ツイート機能を利用したい場合は、App Permissionsを”Read”から”Read and Write”に変更しておきます。
アプリ名の下にあるタブで、Keys and tokensに移動します。
今回必要になるのはConsumer KeysとAccess Token and Secretです。
コード
それでは、Pythonのスクリプトを書いていきます。
import tweepy
API_Key = "Your API key"
API_Sec = "Your API Key Secret"
Token = "Your Access Token"
Token_Sec = "Your Access Token Secret"
# Twitterオブジェクトの生成
auth = tweepy.OAuthHandler(API_Key, API_Sec)
auth.set_access_token(Token, Token_Sec)
api = tweepy.API(auth)
#ツイート
api.update_status("Pythonから投稿です!")
変数API_KeyからToken_Secまでは、Developers Portalから取得した Consumer KeysとAccess Token and Secret を指定します。
authに認証情報を持たせ、apiとしてTwitterオブジェクトを作成します。
ツイートはapi.update_status()で行っています。ツイートしたい文言を指定します。
実行すると、以下のようにツイートできました。
notify new postというアプリから送信されていることがわかります。
まとめ
Pythonのプログラムからツイートする方法を紹介しました。ツイート自体は簡単なスクリプトで実行することができます。ツイート内容を変化させることで、自動でツイートしてくれるbotを作成することができます。
定期的にツイートしたいときなど参考にしてみてください^^
ではでは👋