本記事では、Python環境がないPCでPythonのスクリプトを動かしたいときに最速で環境をつくる方法を紹介します。
今回開発環境は用意しません。WindowsのコマンドラインでPythonスクリプトを実行するまでが範囲になります。
Pythonのインストール
まずはPython公式サイトからPythonをダウンロードします。
https://www.python.org/downloads/windows/
普通のPCであれば、Windows installerの64bitをインストールしましょう。今回は、python3.9.9をインストールします。
exeファイルがダウンロードされるので、それを実行します。このとき、画面下部にある”Add Python 3.9 to PATH”にチェックを入れます。これにチェックを入れないと環境変数にPythonが追加されず、コマンドプロンプトからPythonを実行できません(後から別途設定しないといけません)
“Install Now”を実行すると、インストールが開始されます。
インストールされたことを確認する
Pythonがインストールされたことを確認してみましょう。コマンドプロンプトを開き、Pythonと入力します。
このようにPythonが起動すればインストール成功です。
プログラムを実行する
Pythonをインストールしたところで、Pythonのプログラムファイル(.py)を実行します。以下のようなファイルを用意しました。
コマンドプロンプトで以下のように入力します。
python ファイルのパス
コマンドプロンプトのウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップすればパスを入力できます。コマンドを実行するとプログラムが実行されます。
ライブラリがない場合は
ライブラリが入ってなくてプログラムを実行できない場合は、pipを使ってインストールできます。
まとめ
WindowsでPython環境を構築してPythonスクリプト(.py)ファイルを実行するまでの方法を紹介しました。Pythonプログラムを実行したいだけなら今回の方法で十分な環境が構築できます。開発も行いたい場合は、別途IDEをインストールする必要があります。
目的に適した環境構築をして、Pythonを使ってください^^
ではでは 👋