TOEICはテクニック?英語力を高めて確実にスコアを上げる方法を解説

TOEICは言わずと知れた英語能力を測る試験です。TOEICのスコアは様々な場面で評価に使われています。

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  • 転職活動
  • 企業の社内評価
  • 大学院入試
  • 留学

そのため、英語力を伸ばしたいという人だけではなく、TOEICのスコアだけを求めて受験する人も少なくありません。

しかしながら、スコアのためだけの英語学習はなんだかもったいないような気もします。せっかくやるなら、きちんと地力をつけていきたいですよね。もちろん、スコアだけを狙った学習でも力はつきますが。

なので今回は実力を着けながらTOEICのスコアを伸ばしていく方法を紹介していきます。

筆者について

筆者自身これまでに何度もTOEICを受験してきました。これまでの最高スコアは850点です。

ある人にとっては高得点かもしれませんし、またある人にとってはまだまだなスコアかもしれません。しかし、これまで着実にスコアを伸ばし、英語力?を身につけてきました。

これから紹介することは筆者自身の経験に基づくものなので、嘘はありません。

予め断っておきますが、これだけやっていればいいなんて特効薬的な方法はありませんし、すぐに効果が出るわけでもありません。あくまで学習として地道にやっていく中での取捨選択としてとらえてもらえればと思います。

テクニックについて

TOEICにはスコアアップのテクニックが多数存在しており、色々なところで紹介されています。基本的にTOEICは時間制限が厳しく、全問まともに解ききることができる受験者はそう多くありません。

なので、時間的な余裕を生み出すためにも様々なテクニックを駆使することがスコアアップにつながるといわれています

たとえば、Part5の文法問題では全て読まず、空欄の前後やキーとなる構文から答えを判断するといったものです。

テクニックも必要

TOEICでスコアを上げるためにはもちろんテクニックも必要だと思います。

筆者自身もこの手のテクニックを用いることで、スコアアップに成功してきました。特に500点くらいから700点くらいまでスコアを上げたい受験者にとってはかなり効果を期待できるのではないかと思います。このあたりのスコアの人は英語力ではなく制限時間がスコアを上げるうえでのボトルネックになっている場合があるためです。

700+のスコアを目指すうえで

しかし、テクニックに傾倒してTOEICのスコアを上げてくると、700点あたりで頭打ちになる場合があります。これは、テクニックだけで伸ばせるスコアは伸ばしきったということを意味しています。

ここからさらにスコアを上げるには、英語力をさらに強化していく必要があります。ここでの英語力とは、TOEICに関わらず英語を読み書きするまたは聴く、話すといった能力を指します。

なるべく多くの英語に触れる

英語は言語で、言語は日々使うことによって定着します。なので、英語力を高めるためには日々なるべく英語に触れる必要があります。

例えばネットで英語の記事(ニュースや自分の好きなジャンルのもの)を読んだり、Twitter等SNSで英語圏のアカウントをフォローするのもアリだと思います。

また、映画を吹き替えではなく字幕で観るといった方法もあります。最近はYouTubeもあるのでゲーム実況が好きな人は海外のYouTuberのゲーム実況を見てみるのも手です。

これらは1週間に一度まとめてやってもあまり意味がありません。なるべく毎日、短時間でもこつこつやることで効果が出てくると思います。

また、これらの方法を実践する際、自分がそこそこ内容を理解しているジャンルのコンテンツから探してみることをオススメします

いきなり自分にとって未知のジャンルの英語記事なんて読み出すと、すぐ疲れて続かないですからね(笑)重要なのは継続することです。好きなジャンルのものなら継続することもできるのではないでしょうか^^

単語・熟語は英語のベース

日々英語に触れるのと並行して進めていきたいのが基礎固めです。基礎とは、単語や熟語といった言語のベースとなる部分です。

リスニングの経験がある方にはわかってもらえると思いますが、知らない単語は何度聞いても聞き取れません。単語や熟語は知っていれば知っているほどアドバンテージになりますし、英語力向上には必須です。

ところが学習方法の単調さゆえに疎かにされがちな部分でもあると思います。逆を言えば、単語や熟語をきちんと学ぶことができれば、周りとも差をつけられるかもしれません。

単語・熟語の学習には

単語・熟語の王道の学習法は単語帳をつかった学習法だと思います。

単語帳にも様々な種類があり、どれを使おうか悩みがちです。収録されている単語自体に大きな差はないので、少しページをめくってみて見やすそうなものを選ぶのがおすすめです。以下に筆者おすすめの単語帳をいくつか紹介します。参考程度にご覧ください^^

おすすめ単語帳

旺文社が出しているTOEICに出る単語・熟語をまとめた単語帳です。計2000語掲載されており、頻出度別にカテゴリ分けがされています。王道の単語帳といった感じで、この単語帳をマスターできればTOEICはかなりのスコアを取れるはずです。

TOEIC特急シリーズも人気の単語・熟語帳です。目標得点別にカテゴライズされているほか、複数の意味を持つ単語についても細かく解説がされています。

Distinctionの著者のAtsuさんはYouTubeもされており、ご存知の方も多いのではないでしょうか。本著の特徴はイラストが豊富に使われている点です。扱う単語は上級レベルですが、イラスト+実用的な例文で理解しやすい内容になっています。

定着度の確認には

単語帳を眺めるだけでは本当に覚えたかどうか不安ですよね。そんなときには一問一答のクイズにチャレンジしてみるといいと思います。

「TOEIC対策の単語・熟語クイズサイト」ならTOEICスコア600-900レベルの単語4000語と熟語1200語をクイズ形式で出題してくれます。

目標とするスコアレベル別でクイズに挑戦できるので、効率的にアウトプットができますよ^^

スマホからも利用できるので、スキマ時間等を有効に活用してください。

月額1000円かかりますが、書籍を買うのと大きな差もありません。受験直前の1カ月だけなどの利用でも効果はあると思います。

無料でも各レベル50問挑戦できるので、お試しでやってみてその後登録といった流れでもいいと思います^^

まとめ

TOEICでさらにハイスコアを目指すには、

  • 継続的な努力
  • 単語・熟語といった基礎強化

が必要です。ある程度のレベルまでいけば近道はだんだん無くなってきます。地道にやることで成果が出てくるので、めげずに頑張りましょう^^!