DB操作・開発支援ツールA5M2を使う④ -ER図からテーブル定義書を作成する

  • 2022年7月26日
  • 2023年3月2日
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これまでにA5M2をでの機能と使い方について紹介してきました。

A5M2では、作成したER図の内容をドキュメントとしてテーブル定義書に起こすことができます。今回はその方法とドキュメントの中身を見ていこうと思います。

使用するER図

今回は以下のER図をテーブル定義書に起こします。

ER図

テーブル定義書を起こす

A5M2でER図を開いたら、上部メニューバーから[ER図]を選択し、さらに[エンティティ定義書を出力する]を選択します。

[エンティティ定義書を出力する]を選択

すると以下のようなポップ画面が現れます。まずは定義書を出力するエンティティを選択します。デフォルトではすべて選択されています。

出力形式はExcelとHTMLを選べます。今回はExcelファイルとして出力します。それ以下はオプション設定です。デフォルトでは全てチェックがついていますが、特段問題がなければそのままでいいと思います。

エンティティ定義書の出力

設定が完了すれば、エンティティ定義書作成を押下して定義書を出力します。

出力結果

出力された定義書の中身を確認します。

共通して出力されるシートは以下の3つです。

  • サマリ
  • エンティティ一覧
  • ドメイン一覧

サマリではER全体に対して設定したコメントが記載されます。今回は特に記載していないので空欄で出力されます。

エンティティ一覧は出力したエンティティの一覧が出力されます。エンティティ一覧から任意のエンティティの定義シートにジャンプすることができます。

ドメイン一覧は設定したドメインの一覧が表示されます。今回はドメイン指定をしていないため空欄で出力されます。

サマリ
サマリ
エンティティ一覧
エンティティ一覧
ドメイン一覧
ドメイン一覧

以降はエンティティそれぞれの定義が出力されます。内容はカラム情報とインデック、リレーションシップの情報です。

まとめ

A5M2でテーブル定義書を出力する方法を紹介しました。

ER図さえあればこのようなフォーマットのテーブル定義書をそのまま出力できるのはかなり便利な機能だと思います。無料で使えるA5M2、恐るべし、、

便利な機能が豊富なA5M2を使いこなしていきましょう^^

ではでは👋